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2026.7.7 TUE若者と地方とまちの店の共創を報じる
インタビュー

「学生と一緒に、うちの看板メニューをつくりたい」──でんでん太鼓・店主に聞く

2026.7.15取材・文:文京テーブル編集部(文京経済新聞)
カウンター越しの店主

千駄木の路地を一本入ったところに、その店はある。創業30年。カウンター8席と小上がりだけの居酒屋「でんでん太鼓」は、2024年の秋、福島県浪江町のにんにく「サムライガーリック」の唐揚げを出した店だ。

「正直、最初は付き合いで引き受けたんですよ」と店主は笑う。「でも、生産者の吉田さんが店まで来てくれてね。浪江の畑の話を聞いてるうちに、こっちが本気になっちゃった」。

「食材の裏に人がいると、味が変わる」

フェアの期間中、常連客の反応は予想以上だった。にんにくの説明を書いた小さなカードを見て、産地のことを聞いてくる客が何人もいたという。

食材の裏に人がいるってわかると、お客さんの箸の進み方が変わるんです。うまいだけじゃなくて、話のつまみになる。居酒屋にとって、これほどありがたいことはないですよ。──でんでん太鼓 店主

今回の文京テーブルでは、学生チームと一緒にメニューを開発する。30年店をやってきた店主が、なぜ大学生と組むのか。

「若い子の『これ、うまいっすね』は嘘がないから。うちの常連は俺の味に慣れちゃってる。外の舌が入るのは、店にとってもいい薬なんです」。

秋には富岡町チームの学生たちがこの店のカウンターに座る予定だ。その様子は、活動レポートで続報する。

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